1.Eclipseのインストール
やっぱりScalaでも、Eclipse IDEを使いたい。ということで、EclipseでScalaの導入します。
Eclipse は、以下のURLにてバージョン3.6.1がダウンロードできますが、Scala用には、3.5をインストールします。(2010年10月現在)
http://www.eclipse.org/downloads/
Eclipse 3.5 Gelileoは以下のURLにあります。
http://www.eclipse.org/galileo/
ダウンロードは以下のURLからEclipse Classic 3.5.0, (N/A)
をダウンロードします。WindowやLinuxでは32-Bit版と64-Bit版がありますので、インストールする環境に応じてダウンロードします。JavaSEにも32-Bit/64-Bitがありますからそろえます。
http://www.eclipse.org/downloads/packages/release/galileo/r
2.Scalaプラグインのインストール
Scala Eclipse Pluginの導入の手順は、以下のとおりです。
Eclipse開いて、日本語化されいれば、
「ヘルプ->最新のソフトウェアをインストール…-> ダイアログが表示され 作業対象に【http://download.scala-ide.org/update-current】といれて、追加ボタンを押して、Scalaと名前を付けて、インストールするリストが表示され、ソフトウェアを選択してOK」です。
ライセンスに同意します。
インストールが始まります。
Eclipseを再起動すると聞いてくるので【Yes】ボタンを押す。
再起動すれば完了です。
すでにEclipse Classic 3.5.0がインストールされてときは「ヘルプ->更新の確認」でソフトウェアを最新にするといいでしょう。
3.6.1でもプラグインは正常にエラーなしにインストールはできるのですが、Scalaプロジェクトを作成して、ScalaオブジェクトやScalaクラスを作成したとき、EclipseのエディタはScalaソースコードと認識せず、Javaソースコードと認識してしまうため編集画面はエラー表示の状態となってしまいます。
http://www.assembla.com/wiki/show/scala-ide/Requirements_and_Installation には、(minimum 3.5; Eclipse 3.6 is not yet supported)と書かれています。
3.プロジェクトの作成
本家ScalaのページのメニューにDocumentetion->Getting Started withがあります。
http://www.scala-lang.org/node/166
英語ですが、インストールやチュートリアルがいろいろ用意されています。
Eclipsで、ファイル->新規->Scalaプロジェクト->プロジェクト名を適当に入力して、Scala用のプロジェクトを登録します。
次に、ファイル->新規->ScalaアプリケーションからScalaファイルを作成します。
Object名を HelloWorld にします。
以下のソースコードを編集します。
object HelloWorld { def main(args: Array[String]) { println("Hello, world!") } }
これを、保存し、実行させると、Eclipseのコンソールに以下の文面が表示されます。
Hello, world!
注意事項
ScalaIDEを、2.7.0から2.8.0にバージョンアップすると、2.7.0のときに作成したワークスページのあるScalaは、2.8.0の環境下では以下のように例外処理が発生してしまいます。これを回避するにはいったんワークスーペースを削除して、改めて2.8.0にて再作成する必要があります。
Exception in thread "main" java.lang.NoClassDefFoundError: scala/ScalaObject
4.Eclipseの設定
Scalaプログラムを書いていくとだんだん重くなり、Eclipseがハングアップします。
この原因は、VMに割り当てられているメモリーの設定が少ないことです。GCが発生してしまったり、メモリーが足りないということになります。
メモリー定義は、eclipse.ini ファイルで行います。
私の環境では次のように設定しています。
–launcher.XXMaxPermSize
384m
-vmargs
-Xms128m
-Xmx384m
-Xss4m
-XX:PermSize=128m
-XX:MaxPermSize=384m
-XX:CompileThreshold=5
-XX:MaxGCPauseMillis=10
-XX:MaxHeapFreeRatio=70
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